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うつ病とは不定愁訴の症状が現れる病気~心のケアで症状緩和~

うつ病への理解

ウーマン

間違った認識

うつ病とは、こころの病気という捉え方が日に日に高まってくるようになりました。それだけうつ病患者が増加し、社会での認識が広がってきたということです。しかし、それ以上のことについては、詳しく知らないという人は大多数です。つまり、こころの病気ではあるけれど、何が原因なのか、そして治療に関しても無知で終わってしまっています。本人、そしてその家族や親しい人がうつ病にならない限りは詳しいことは知る機会もないかもしれませんが、それゆえに勘違いしていることも多いです。例えば、うつ病とは精神的な病ではあるけれど、一時的なものでしばらくしたら治るという思い込みをしている人も少なくありません。そして、うつ病とは心が弱い人がなるものだと決めつけている人もいます。そのため、こころを強くするように注意をしてしまうこともあります。このような間違った認識が、うつ病の人をますます苦しめてしまうことになります。知らず知らずのうちに本人を追い詰めてしまうことになり、さらに自分たちにはその自覚がありません。こういったことから、会社や家族に対しても嫌な思いをしてしまう人はたくさんいます。理解してもらおうとしても、なかなか理解されないこともあるのです。うつ病とは、誰もがなりえる病気であって、決して心の弱さでそうなるとは限りません。明るく、リーダーシップを取っているような人が、うつ病になってしまうことも珍しくはありません。そして、うつ病はすぐに治るというわけではなく、人によっては時間がかかる場合も多いです。こうしたことを認識していないと、間違った行動でうつ病の人を傷つけてしまうおそれがあります。症状を悪化させてしまうことにもなるので、行動を見直していかなければいけません。

専門家が一番の理解者

うつ病とは、その根本原因がストレスにあり、それがやがて脳の神経伝達物質の働きを鈍くさせてしまいます。そして、結果的に典型的なうつ病の症状があらわれるようになります。悲観的な考えや激しい気分の落ち込み、そして食欲低下などが目立ってくるようになります。症状がひどくなると会社に出勤できない事態にもなり、こういう場合は治療をしていく必要があります。ここでの治療は主に投薬が中心で、これで神経伝達物質の乱れを整えていくようにします。そして、カウンセリングで精神的な安定を引き出し、時間をかけてゆっくりと治療をしていくことになります。うつ病はうつ病になったことのない人にしか分からない辛さがあり、それを完全に理解しようとするのも大変なことです。心を強くすることで治るような単純なことではなく、ストレスからくる脳の働きによる影響など、複雑なことも関係しています。1人で解決できるような問題でもないので、うつ病には専門的な治療がやはり欠かせません。こういった治療の流れから、温かく見守ってあげることが本人にとっても一番安心できることです。また、疑いのある人が身近にいたのなら、病院を勧めてみることもいいことです。病院は治療をするだけでなく、患者の心のよりどころとなれる場所となるので、精神的な落ち着きも含まれています。健康的な心を取り戻していくには、この治療に取り組む姿勢も大事です。無理にさせる必要はありませんが、勧めてみるだけでも本人には解決策となります。精神面や医学的な観点から対応してくれる専門家に診てもらうことが、一番の理解者であり、理解してもらうことが一番の喜びにもなれます。

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